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幕末維新英傑伝

幕末維新英傑伝

サクセスストーリー史観とは一線を画す視点から、己の道を追求し、日々自己省察を重ねた英傑たちの生きざまに迫る

著者 菅野 覚明
ジャンル 日本史
出版年月日 2021年07月01日
ISBN 9784623091171
判型・ページ数 4-6・312ページ
定価 定価2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
幕末維新――。それまでの価値観が根底から崩れ去った激動の時代は、多くの英傑、風雲児を生み出した。功成り名を遂げた英傑たちは、しかし、果たして私たちの人生の範たりうるのだろうか。大変革の立役者となった彼らは、そもそも何を信じ、何を求めて、時代を生き抜いていったのか。サクセスストーリー史観とは一線を画す視点から、己の道を追求し、日々自己省察を重ねた英傑たちの生きざまに迫る。

[ここがポイント]
◎ 幕末維新期にさまざまな分野で活躍した英傑をとりあげ、その生き方・人柄・思想に光を当てる。
◎ 朱子学や水戸学など、日本思想について分かりやすく解説。
はじめに 英傑たちの行動原理

第一章 佐藤一斎――心の霊光に目覚める
   佐藤一斎という人物
   志士たちに「哲学」はあったか
   道の実現という理念
   佐藤一斎の哲学

第二章 徳川斉昭――尊王攘夷の仕掛人
   藩主後継問題と学者グループ
   新藩主斉昭の施政方針
   烈公の人となり
   「尊王攘夷」の出どころ
   「弘道館記」における「尊王攘夷」
   烈公の行動原理

第三章 井伊直弼――「大丈夫」か、「天下の奸賊」か?
   黒船の衝撃
   諸大名への諮問
   開国論者井伊直弼
   井伊直弼の生い立ち
   日米修好通商条約の問題
   大老井伊直弼
   安政の大獄
   井伊直弼の人物と遺産

第四章 伴林光平――決起する歌人
   歌人、伴林光平
   僧侶から国学者へ
   決起する歌人
   日本人の情念

第五章 吉田松陰――幽囚の自由人
   山鹿流兵学者吉田松陰
   蹉跌の人生
   「誠」一字の生き方
   幽囚の王者

第六章 アーネスト=サトウ――幕末日本を見抜いた英国人
   渦巻く外交闘争
   日本語通訳官サトウ
   日本国民の脈をとる
   武士の道徳と日本語の力

第七章 横井小楠――悟られにくい人物
   地味な英傑、横井小楠
   途方もない聡明な人
   小楠の理想

第八章 佐久間象山――幕末の天才児
   敵の武器で敵と対抗する
   天才児、象山
   東洋道徳、西洋芸術

第九章 西郷隆盛(一)――禅的な行動様式
   常人にはわからないところのある人物
   筆硯を以て槍剣に代える
   禅的な行動パターン
   庭方役としての活躍
   月照との入水事件

第十章 西郷隆盛(二)――英雄としての振る舞い
   相撲と狩猟
   西郷さんと犬
   武人としての凄味
   明治天皇への一言
   命もいらず、名もいらず
   道を行う者
   江戸城開城にまつわるエピソード
   西南戦争と西郷

第十一章 島津斉彬――名君の資質
   幕末における名君の条件
   斉彬誕生前後の薩摩藩
   奸智に長けた政略家
   西洋軍事技術への関心
   徳川斉昭との交流
   藩主の座をめぐる抗争
   高崎崩れと藩主就任
   国論のまとめ役
   道徳を根底に置いた学問
   日本の底力を引き出す

第十二章 西周――軍人精神の創設
   オランダ派遣留学生、西周
   人々の意識を変革する
   啓蒙思想家としての手腕
   徳川慶喜の側近として
   明治陸軍と西周
   軍人精神の創設者

第十三章 タウンセンド=ハリス――日本の真の幸福を願って
   初代総領事ハリス
   日本の第一印象
   孤立無援の戦い
   不正と虚偽を憎む
   歴史を動かした大演説
   外交の極意は「正心誠意」

第十四章 勝海舟――わかる人にはわかる
   冒険惨憺は余が常事也
   剣術と蘭学の修業
   海軍伝習所時代の体験
   太平洋横断
   海軍操練所の構想
   第二の危難
   氷川での閑居生活
   長州への密使
   徳川の後始末
   「わかる人にはわかるからね」

第十五章 山県有朋――小さくとも強靭な国家を
   武事を以て国に事へん
   四ケ国艦隊の下関攻撃
   長州藩の内訌
   目的は「国家の生存」
   徴兵制度と「統帥権の独立」
   軍事力なしに友好もない

引用文献一覧
あとがき
  関連年表
  索  引

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