インフォーマルな「政治制度」や「ガバナンス」を俎上にのせることで、実証と理論の両面におけるその意義と可能性を探る。
著者 |
日本比較政治学会 編
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ジャンル |
政治・法律
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シリーズ |
政治・法律 > 日本比較政治学会年報 第23号
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出版年月日 |
2021年10月30日
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ISBN |
9784623092444 |
判型・ページ数 |
A5・208ページ |
定価 |
定価3,300円(本体3,000円+税) |
在庫 |
在庫あり |
政治を動かしているものは何か。現実には、フォーマルだけでなく、インフォーマルな「政治制度」や「ガバナンス」が大きな効果を持つことも少なくはない。こうした現実を積極的に比較政治学の分析の俎上に載せ、実証と理論の両面におけるその意義と可能性を探る。
はじめに(末近浩太)
1 暴力と政治参加――インドネシアの事例から(岡本正明)
2 反乱軍による公共サービスの提供とナショナル・アイデンティティ――内戦後社会の市民意識に対する国家横断的アプローチ(窪田悠一)
3 「運動から政党へ」――インフォーマルな運動を背景とした政治組織はフォーマルな政治に参加するときいかに変化するか(酒井啓子)
4 常態化する労働政治のインフォーマル・プロセス――日韓「働き方改革」比較の視点から(安 周永)
5 鉱山開発をめぐるインフォーマルな政治連合――ペルーの2事例の差異法による分析(岡田 勇)
6 ウクライナにおける政軍関係の構造的変容――紛争後の国軍改革と自警団の台頭(松嵜英也)
7 アラブ首長国連邦におけるインフォーマルな政治と交渉――部族ネットワークの政治的再利用の検討(堀拔功二)
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