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ソーシャル・イノベーション 「社会を変える」力を見つけるには

ソーシャル・イノベーション

自らの実務家としての経験も踏まえ、今日のグローバルな社会、経済、持続可能性の問題へソーシャル・イノベーションが担う役割を解説

著者 ジェフ・マルガン
青尾 謙
ジャンル 政治・法律
社会
出版年月日 2022年10月15日
ISBN 9784623094561
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 定価3,850円(本体3,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
この分野のパイオニアであり、権威である著者が自らの実務家としての経験も踏まえ、今日の地球規模の「持続可能な社会」の問題について、ソーシャル・イノベーションが担う役割を解説。私たちが抱える課題に多くの示唆を提供する。

[ここがポイント]
◎ 欧米で最もポピュラーな「ソーシャル・イノベーション」の基本文献。
◎ ソーシャルイノベーターの展望と課題を一挙紹介
◎ 実務家だからこその具体性
序 論 巨大な不均衡


 第Ⅰ部 ソーシャル・イノベーションを理解する

第1章 ソーシャル・イノベーションとは何か
  はじめに
  歴史上のソーシャル・イノベーション
  誰がソーシャル・イノベーションを行うのか
  ソーシャル・イノベーションは社会課題を解決できるのか
  成功と失敗のパターン
  イノベーターのジレンマ
  なぜ我々が知らないことが問題なのか

第2章 ソーシャル・イノベーションの起源
  はじめに
  変動する世界
  体系的なイノベーションの動機
  多様なサブシステムが持つ創造の能力の違い
  ソーシャル・イノベーションの文化
  不均衡を超えて


 第Ⅱ部 ソーシャル・イノベーションの課題と新たな可能性

第3章 ソーシャル・イノベーションと政治状況――テーゼ,アンチテーゼ,そしてジンテーゼ
  はじめに
  テーゼ
  アンチテーゼ
  強者への信頼
  知識経済を作りなおす
  「作り手」を育てる教育
  人々が力を持つ保健医療
  リスクと不測の事態に対処できる福祉
  オープンで包摂的なイノベーション
  第四次産業革命を大事なニーズに向けなおす
  アップグレードされた民主主義
  データとインターネット
  移民と民主主義
  政府の実験と適応
  公共のための新たなプラットフォームとインフラ

第4章 変化するニーズに応えるための福祉のイノベーション――構造的変化と新たな社会契約
  はじめに
  福祉は何のためにあるか
  リスクとニーズの新たな様相
  ツールの新たな様相

第5章 社会を生産するシステム――分析と行動のために最適の単位とは
  はじめに
  分析と行動のために最適の単位は何か
  生産システム
  生産システムを分析する
  行動のための課題
  例として――つながりの生産システム
  未来に向けて

第6章 地域に根差したシステム変革――政府,資金提供者,市民社会が協働を通じて成果を達成するには
  はじめに
  なぜ今なのか
  協働のツール
  問題点
  次の方向性


 第Ⅲ部 ソーシャル・イノベーションの起源,理論と視点

第7章 ソーシャル・イノベーションの理論――起源,思想,未来の展望
  はじめに
  定義――分野の境界
  可塑性と進歩
  生命と形,そして変化の弁証法
  進化と複雑性――イノベーションのプロセスについて考えるための枠組
  イノベーション研究
  イノベーションと起業家精神(アントレプレナーシップ)についての理論
  技術経済的パラダイムとソーシャル・イノベーションの歴史的文脈
  プラグマティズム――ソーシャル・イノベーションの認識論
  目的と結果に関する理論的アプローチ――ウェルビーイングと幸福
  幾つかの結論と幾つかの空白

第8章 社会科学と知性のデザイン
  はじめに
  データ・ドリブンな,あるいはコンピュータによる社会科学の興隆
  社会的研究開発(R&D)と社会科学に結び付いたソーシャル・イノベーション――実践から学ぶ
  大学の周辺で実践と理論を結ぶ新たな制度――社会的サイエンス・パーク,課題志向型の学び,社会的アクセラレーター
  知性のデザインと集団的知性
  集団的知性
  短い結論

第9章 社会変革における社会学の役割――観察,解釈と行動主義
  はじめに
  観察
  公衆の関与
  豊かな理論
  数とパターン
  コミュニケーション
  行動
  倫理的目的

第10章 文化の変化を理解する
  はじめに
  メアリー・ダグラスの理論
  4種類の文化
  気候変動と4種類の文化
  ダグラスが教えてくれるもの

第11章 帰属の理論――「自分の場所」と感じるには
  はじめに
  背景――ロンドンの光景から
  周囲を読み取る
  フレームワーク――フィードバックの回路
  帰属とソーシャル・イノベーション
  フィードバック回路のフレームワークによって生じた質問
  認識について

第12章 社会の変化を理解する
  はじめに
  チャールズ・ティリーの社会学
  自己再生産のプロセス
  社会的階層移動
  政治的紛争の有無を分けるもの
  関係性の持つ意味
  社会運動とインターネットの影響
  イノベーションと人の関係
  ティリーの手法と関心――「物語」の意味


 第Ⅳ部 ソーシャル・イノベーションの善悪

第13章 汝自身のインパクトを知れ(と上手な「拝借」のすすめ)
  はじめに
  啓蒙の物語
  何が難しいのか
  供給と需要
  認識論
  未来についての楽観主義
  道徳的な主張

第14章 ソーシャル・イノベーションの評価――意味のある測定とは
  はじめに
  測定についての短い歴史
  測定の意味と,過剰な測定が害である理由
  物から人へ,国から社会へ
  次は何か?

第15章 善いイノベーションと悪いイノベーション――それらを区別するための理論と実践とは
  はじめに
  査定の難しさ
  懐疑論の根拠
  思索と行動のための枠組
  成果と行動


 第Ⅴ部 ソーシャル・イノベーションと未来

第16章 2020年代のソーシャル・イノベーション
  はじめに
  ソーシャル・イノベーションの到達点
  誤ったスタート?
  ソーシャル・イノベーション――10の優先分野(2020―30)

第17章 未来について考える
  はじめに
  専門性と謙虚さ
  我々は何を見るべきか?
  物語
  行動
  散文から離れる


 第Ⅵ部 新たな思考

第18章 火花,アイディア,論評
  DIY型社会に向けての主張
  ソーシャル・イノベーションの表現についての理論
  我々は「変革の理論」を必要としているのか?
  ガバナンスの穴――地殻変動がどのように新たな制度へのニーズを作り出すか
  良い政府の文法,あるいはなぜ前置詞が大事なのか
  研究開発に欠けている習慣
  散らかす人と片付ける人
  経済について考える――どのように節約するか
  革命の弁証法
  抜本的な社会変革
  テクノロジーについて
  進歩について
  協働
  スピーチと,シャボン玉を吹くという奇妙な現象
  熱さと冷たさの相互依存

訳者あとがき
  ジェフ・マルガンという人/本書の意味/謝辞

原注
人名索引
事項索引

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