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夫婦の関係はどうかわっていくのか パネルデータによる分析

夫婦の関係はどうかわっていくのか

同一対象を追跡して数度の調査を重ねる手法であるパネル調査を用いたデー タから実証的に分析し、夫婦関係のリアルをよみとく。

著者 西野 理子 編著
ジャンル 社会
出版年月日 2022年12月30日
ISBN 9784623094776
判型・ページ数 A5・226ページ
定価 定価6,050円(本体5,500円+税)
在庫 在庫あり
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  • 内容説明
  • 目次
夫婦は、結婚して時間がたてば情熱が冷めるかもしれないし、子どもができればそちらにかかりきりになるかもしれない。夫婦関係は時間とともにかわるものである。ではどのようにかわっていくのか。
本書は、同一対象を追跡して数度の調査を重ねる手法であるパネル調査を用いたデータから実証的に分析し、さまざまなライフイベントを経験する夫婦関係のリアルをよみとく。

[ここがポイント]
◎ パネルデータによる経年観察と分析
◎ データの重みづけをを活用した家族領域における新しい計量手法の提示
序 章 夫婦関係の変化を追うとは
 1 本書の構成とねらい
 2 夫婦の発達を捉えるためにパネル調査を用いるのはなぜか
 3 本書で使用するデータ
 4 全国家族パネル調査について

第1章 中高年期の夫婦関係(西野理子)
 1 中高年期の夫婦関係への注目
 2 中高年期の夫婦関係をとりあげたこれまでの研究の展開
 3 夫婦関係の把握
 4 夫婦関係の変化を捉える視角

第2章 日本におけるパネル調査の展開(西野理子・田中慶子)
 1 海外におけるパネル調査の展開と日本におけるパネル調査の萌芽
 2 全国規模のパネル調査の開始
 3 日本におけるパネル調査の展開
 4 本書で使用するデータの特徴


 第Ⅰ部 長期にわたる夫との関係,妻との関係

第3章 年齢を重ねると夫婦は満足を深めるのか(筒井淳也)
 1 「結婚と幸福・満足」という問い
 2 結婚満足度のU字型仮説に関する先行研究
 3 分析
 4 結論と課題

第4章 結婚満足度はなぜ低下するのか――効果の非対称性とジェンダー差に着目して(鈴木富美子・有田 伸)
 1 結婚初期における結婚満足度の様態
 2 変化の要因における横断データとパネルデータの違い
 3 本章の目的
 4 結婚満足度の変化の要因⑴――通常の一階差分モデルによる検討
 5 結婚満足度の変化の要因⑵――「変化の向き」を考慮した一階差分モデルによる検討
 6 結婚満足度の変化のメカニズムにおけるジェンダー差

第5章 妻の就労をどう調整しているのか(乾 順子)
 1 夫婦の働き方と家庭生活
 2 先行研究
 3 データと変数
 4 分析結果
 5 何が妻の就労を促すのか

第6章 何が夫の家事参加を促すのか(多賀 太)
 1 男性の家事参加への社会的要請
 2 先行研究
 3 データと分析方法
 4 55歳以下の夫の家事頻度の規定要因
 5 56歳以上の夫の家事頻度の規定要因
 6 考察と課題


 第Ⅱ部 出来事をめぐる夫との関係,妻との関係

第7章 子どもが誕生すると夫婦はどうかわるのか(三輪 哲・苫米地なつ帆)
 1 子どもの誕生と夫婦関係
 2 先行研究
 3 検討課題と方法
 4 分析
 5 子どもの誕生による夫婦の満足度変化の様相

第8章 子どもが学齢期・思春期をむかえると夫婦はどうかわるのか(鈴木富美子)
 1 なぜ学齢期・思春期の夫婦関係に着目するのか
 2 子どもの年齢別にみた夫婦間の相互行為
 3 夫婦関係満足度の規定要因――固定効果モデルによる検討
 4 子どもが学齢期・思春期をむかえると夫婦はどうかわるのか

第9章 子どもの巣立ちを夫婦はどうむかえるのか(西野理子)
 1 子どもの巣立ちと夫婦関係への着目
 2 夫婦関係と子の成長との関連
 3 子育て完了の経験時に夫婦関係はかわったか
 4 子の成長のそれぞれの出来事経験
 5 子の出来事経験時に夫婦関係はかわったか
 6 子どもの離家による効果
 7 子どもの巣立ちはどのように夫婦関係に影響するのか

第10章 定年退職をむかえると夫婦はどうかわるのか(水落正明)
 1 定年と夫婦の関係
 2 夫婦関係をデータとして捉える
 3 夫婦関係の変化の記述的分析
 4 夫婦関係満足度を変化させる要因は何か
 5 夫婦関係満足度は再上昇するか


終 章 妻と夫が良好な関係を築いていくには(西野理子・永井暁子)
 1 夫婦の発達はどのように捉えられたか
 2 家族の発達のなかで夫婦の発達はどのように捉えられたか
 3 夫婦関係を良好に保つためには
 4 残された課題

あとがき
索  引

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