• 哲学・思想
  • 政治・法律
  • 心理
  • 世界史
  • 経済
  • 教育
  • 日本史
  • 経営
  • 保育
  • 社会福祉
  • 社会
  • 評論・自伝
  • 自然科学
  • 児童書
  • 文学・言語
  • 資格・実用

よくわかる開発学

よくわかる開発学

専門家志望者が学ぶ開発学としてのみではなく、貧困・格差・国際協力などの問題に関心のある読者へ向け、学際的に開発学を紹介する

著者 大森 佐和 編著
西村 幹子 編著
ジャンル テキスト > 政治・法律 > 政治学テキスト
テキスト > 経済 > 経済学テキスト
政治・法律
経済
社会
シリーズ 社会 > やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ
出版年月日 2022年10月30日
ISBN 9784623094554
判型・ページ数 B5・224ページ
定価 定価3,080円(本体2,800円+税)
在庫 在庫あり
ショッピングカートに入れる
書評投稿はこちら
この本に関するお問い合わせ、感想
  • 内容説明
  • 目次
見開き2ページで1項目を解説するわかりやすい構成で、開発学について包括的に学べる入門テキスト。国際開発協力の専門家志望者が学ぶ開発学としてのみではなく、貧困・格差・国際協力などの問題に関心のある読者へ向け、学際的に開発学を紹介する。
第一部が開発研究の学問領域とアプローチ、第二部は主な開発課題と事例、第三部を開発実践におけるアクターと評価、という構成で、経済開発・社会的包摂・環境・感染症対策・ガバナンスなどの多彩なトピックに、ジェンダーの視点も項目として取り入れている。また、SDGs時代の新しい開発学の教科書として、途上国のみでなく先進国の問題も随所に取り扱う。

[ここがポイント]
◎ 見開き2ページで一項目を解説するわかりやすい構成
◎ 学際的な開発学を包括的に学べる
◎ ジェンダーの視点を随所に加える
◎ 途上国のみでなく先進国の問題も取り扱う
序 開発学とは
 1 開発とは何か
 2 開発学の学際性と多様性


 第1部 開発学の学問領域とアプローチ 

Ⅰ 開発協力へのアプローチの理論の変遷と展開
 1 ビッグプッシュ戦略からベーシック・ヒューマン・ニーズへ
 2 工業化へのアプローチ:輸入代替工業化と
   輸出志向工業化 
 3 新自由主義的経済アプローチと開発
 4 新自由主義的経済アプローチの社会への影響
 5 貧困削減アプローチ
 6 ケイパビリティ・アプローチ 
 7 人間の安全保障
 8 参加型開発 
 9 「 ジェンダーと開発」の理論
 10 持続可能な開発目標(SDGs)

Ⅱ 貧困をめぐる定義
 1 貧困とは何か:絶対的貧困・相対的貧困と途上国の分類  
 2 貧困をどう測るか(1):所得貧困指標
 3 不平等の指標 
 4 グローバル化と不平等の拡大
 5 貧困をどう測るか(2):多元的貧困の測定方法
 6 教育と開発指標
 7 ジェンダー平等と開発指標

Ⅲ 貧困をめぐる課題
 1 都市部の貧困と農村部の貧困
 2 貧困の民族紛争・平和への影響
 3 貧困と教育
 4 貧困と保健
 5 デジタル格差と教育
 6 ジェンダーと途上国における貧困の課題
 7 ジェンダーと先進国における貧困の課題



 第2部 開発課題と事例

Ⅳ 経済発展と開発
 1 経済成長の要因
 2 経済成長と所得不平等
 3 資源の呪い
 4 金融包摂
 5 ジェンダー平等と経済開発

Ⅴ ガバナンスの課題
 1 途上国の政治体制の特徴
 2 政治体制と開発:民主化か開発独裁か
 3 制度能力と開発(1):制度能力の向上
 4 制度能力と開発(2):政府の腐敗
 5 オストロムの共有資源管理:制度と共有資源管理
 6 ガバナンスにおけるジェンダー平等の課題

Ⅵ 社会的包摂の促進
 1 社会的包摂と教育 
 2 社会的包摂と教育の事例
 3 開発教育
 4 少数民族と平和構築の課題
 5 女性戦闘員の社会復帰とその課題:LTTEの事例を中心に 
 6 移住労働者と受入れの課題:JFCの事例 
 7 難民問題と解決の課題

Ⅶ 環境・災害と開発
 1 地球環境ガバナンスと開発
 2 気候変動と途上国への影響
 3 ジェンダーと気候変動の課題 
 4 都市化と環境問題
 5 災害と開発の課題
 6 食の課題と持続可能な開発

Ⅷ 健康・感染症と開発 
 1 感染症対策の国際協力ガバナンス
 2 感染症とワクチン供給
 3 感染症対策と国際援助協力
 4 保健医療とコミュニティ 
 5 保健医療とジェンダー
 6 健康と社会的包摂


 第3部 開発実践におけるアクターと評価

Ⅸ 国際機関と開発
 1 国連大学と開発
 2 国際開発金融機関と開発:IMFと世界銀行
 3 地域開発銀行と開発
 4 OECD―DACと開発
 5 国際緊急支援と開発
 6 ユネスコと開発
 7 国際機関への主要国の影響

Ⅹ 日本の国際開発協力と比較
 1 日本のODAの種類と特徴
 2 他のDAC加盟国のODAの特徴
 3 新興国ドナーの開発協力の特徴
 4 援助効果に影響を与えるドナー側と受入国側の要因
 5 ODAの事例:みんなの学校プロジェクト
 6 ODAに関わる専門家の視座:コンサルタント
 7 ODAとボランティア
 8 ODAにおけるジェンダー主流化の課題
 9 ODAにおけるジェンダー主流化の事例:カナダとスウェーデンのODA

Ⅺ コミュニティ開発
 1 社会関係資本と開発
 2 NGOとコミュニティ開発
 3 NGOとコミュニティ開発の事例:スリランカのサルボダヤ運動
 4 ジェンダー平等とコミュニティ開発
 5 ジェンダー平等とコミュニティ開発の事例:ナイジェリア・カノ州におけるJICA技術協力プロジェクト
 6 マイクロ・ファイナンス
 7 マイクロ・ファイナンスの事例:グラミン銀行
 8 先進国における貧困とコミュニティ開発の課題

ⅩⅡ ビジネスと開発
 1 官民パートナーシップ(PPP)と開発 
 2 BOPビジネスの事例
 3 ESG投資と環境 
 4 ESG投資の事例:グリーンボンド
 5 多国籍企業と開発の課題:バナナ・ビジネスの事例
 6 「ビジネスと人権に関する指導原則」と多国籍企業と開発
 7 ソーシャルビジネスと開発の課題解決  
 8 ソーシャルビジネスの事例

ⅩⅢ 開発効果の検証 
 1 SDGS達成状況の進捗評価
 2 量的調査による開発効果検証:種類と方法
 3 量的調査による開発効果検証:事例
 4 二国間国際開発協力と統計分析の事例
 5 質的調査による開発効果検証:種類と方法
 6 質的調査による開発効果検証:事例
 7 女性のエンパワーメントと開発へのインパクト

終 未来を拓く開発学
 1 ポストSDGsに向けて
 2 地球市民の問いとしての開発学


資料 開発に関連するデータベース
さくいん

PAGE TOP

  • 在庫のお問い合わせについて
  • テキスト採用をお考えの方へ
  • 補助教材
  • 書店様へ
  • 発達_定期購読
  • 究 定期購読
  • 公認心理師カリキュラム対応テキストのご案内
  • ミネルヴァ通信ダウンロード
  • 最新保育小六法・資料集2023_サポートページ

お知らせ

RSS
もっと見る
  • 新刊一覧
  • シリーズ一覧
  • 近刊一覧
  • 重版一覧
  • 受賞一覧
  • カートを見る

会社概要

株式会社 ミネルヴァ書房

- 学術図書出版 -

【本社】
京都市山科区日ノ岡堤谷町1

アクセスマップ

(代表) Tel. 075-581-5191
  Fax.075-581-8379
(営業) Tel. 075-581-0296
  Fax.075-581-0589

【東京】
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台3-6-1
菱和ビルディング2階

アクセスマップ

Tel. 03-3525-8460

Fax. 03-3525-8461