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伊藤仁斎 孔孟の真血脈を知る

伊藤仁斎

京都を中心とした文化人や公家衆との交流、同時代の東アジアの思想空間の中で仁斎を位置づけ、その思想を立体的に浮かび上がらせる

著者 澤井 啓一
ジャンル 哲学・思想
日本史
評論・自伝
シリーズ 評論・自伝 > ミネルヴァ日本評伝選
出版年月日 2022年12月10日
ISBN 9784623095025
判型・ページ数 4-6・404ページ
定価 定価4,400円(本体4,000円+税)
在庫 在庫あり
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  • 目次
伊藤仁斎(1627年から1705年)儒学者。
京都・堀川に生まれ、若くして朱子学に傾倒するもやがてそのあり方に疑問を抱く。朱子学による解釈を排して孔子や孟子のテクストに直接向き合う古義学という方法を確立、その学塾古義堂は多数の門人を集めた。本書は京都を中心とした文化人や公家衆との交流、さらには同時代の東アジアの思想空間の中で仁斎を位置づけ、その思想を立体的に浮かび上がらせていく。

[ここがポイント]
◎ 同時代の日本だけでなく、東アジアの思想世界にも目配せしながら、仁斎の思想を立体的に浮かび上がらせる。
◎ 仁斎の思想はしばしば周囲の人々との共同作業を通して紡がれたものだった。長男の東涯をはじめ、周囲の人々や京都を中心とした文化人たちとの交流も丁寧に描く。
序 章 血縁と地縁の記憶
 1 仁斎の家系
 2 聚楽第にまつわる記憶
 3 仁斎の歴史認識
 4 了慶の子供たち

第一章 儒学への目覚め
 1 家族との確執
 2 儒学者のあり方
 3 朱子学との格闘
 4 松下町への隠棲
 5 仁斎の兄弟姉妹

第二章 彷徨する仁斎
1 朱子学理解の変容
2 陽明学の影
3 東アジアの心学と朱陸異同問題
4 安東省菴との交流
5 仁斎における朱陸異同問題
6 仁斎における身体技法

第三章 安寧から苦難の日々へ
 1 仁斎と誠修
 2 同志会設立の背景
 3 同志会という名の躬行
 4 父母の死と葬儀
 5 苦難のなかの研鑽

第四章 古義学の確立
 1 孔孟の血脈という着想
 2 注釈と字義
 3 『語孟字義』と『性理字義』
 4 天命と誠

第五章 仁の実践
 1 儒学における実践
 2 「仁斎日札」から『童子問』へ
 3 実徳としての仁
 4 学問のすすめ
 5 悠々自適の最晩年

終 章 伊藤仁斎の誕生
 1 東涯による紹述
 2 古義堂蔵版の意義
 3 仁斎と東涯の二人三脚
 4 制義会の設立
 5 古義堂の五蔵

参考文献
あとがき
伊藤仁斎略年譜
人名・事項索引

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